Comparly 比較ガイド freee予約の評判は?無料プランで削られる機能と、決済手数料6%が月額を上回

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freee予約の評判は?無料プランで削られる機能と、決済手数料6%が月額を上回る分岐点【2026年版】

最終更新: 2026-09-11 ・ Comparly編集部

★★★★☆3.8

決済手数料6%は無料プランでもかかり、事前決済が月53,000円を超えるとBusiness(年払い3,180円/月)の月額を上回ります。運営側はスマホ・タブレットのアプリ前提でPCからできるのは設定と契約管理まで、無料のStarterで削られるのは顧客台帳の編集・オプションメニュー・予約者キャンセル。入金は月2回・1万円超の回のみ。2026年9月11日に公式サイトとヘルプで実測した条件を整理しました。

本記事にはアフィリエイト広告(プロモーション)を含みます。料金・機能は2026年9月11日にfreee予約の公式サイトおよび公式ヘルプセンターで確認した内容です。改定される場合があるため、最新の条件は必ず公式サイトでご確認ください。

この記事でわかること

  • freee予約(旧tol)の運営がスマホ・タブレットのアプリ前提で、パソコンからできる操作がどこまでか
  • 無料のStarterで実際に使える機能と、Business(月3,180円〜)でないと使えない機能
  • 全プラン共通でかかる決済手数料6%が、Businessの月額を上回る「月53,000円」の分岐点
  • 事前決済の売上がいつ・いくらから振り込まれるか(月2回・1万円の足切り)
  • Businessの年払いと月払いの差額(年9,600円)と、どちらを選ぶか

結論(先に3行)

  1. 無料のStarterでも、ネット予約の受付から事前決済・リマインドメール・団体予約まで一通り完結できます。 削られるのは顧客台帳の編集・オプションメニュー・追加質問・予約ブロック・ロゴ差し替えといった「リピートを管理する側」で、ここが要るならBusiness(年払い3,180円/月)です。
  2. 決済手数料6%は全プラン共通で、無料プランでもかかります。 事前決済の売上が月53,000円を超えると、この6%がBusinessの月額(3,180円)より大きくなります。「無料プランだから費用ゼロ」にはなりません。
  3. 運営側の予約管理はスマホ・タブレットのアプリからのみです。 2026年2月からWeb管理画面で基本設定・公開設定・連絡先・住所・契約管理はできるようになりましたが、日々の予約確認と管理はアプリです。店舗のPCで予約表を回したい運用とは合いません。

先に判断の式を置いておきます。「月の事前決済額 × 6%」と「3,180円」を比べてください。 事前決済が月53,000円未満なら費用の主役は月額側で、無料のStarterで回るならそれが最安です。月10万円を超えるなら手数料6,000円のほうが月額より大きく、プランを上げるかどうかより「事前決済を使うか、現地払い・銀行振込にするか」の判断のほうが金額に効きます。

👉 無料のStarterで予約ページを作れるか、freee予約のアプリを入れて試す(会員登録まで同じ端末で進めます)

freee予約とはどんなサービスか(旧tol)

フリー株式会社が提供する予約システムで、2025年2月に「tol(トル)」から「freee予約」に名称が変わりました。公式は「サービス内容に変更はありません」と明記しています。旧URL(tol-app.jp)は現在freee公式サイト内の予約システムのページに転送されます。

公式が業種別のページを用意しているのは、ヨガ・ピラティス、ネイル・ヘアサロン、マッサージ・エステサロン、スクール・オンラインレッスン、フィットネス・トレーニングジム、占い・相談の6分類です。ひとり〜少人数で運営し、InstagramやLINEから予約を受けたい商売が中心に置かれています。

最大の特徴は、後述するとおり運営側がスマホアプリ前提である点です。これは長所にも短所にもなります。

料金プラン(2026年9月11日 公式実測)

公式の料金ページに掲載されているプランは次のとおりです。

プラン 月額 位置づけ
Starter 0円 試しにネット予約をはじめてみたい方
Business 年払い 3,180円/月(38,160円/年)/月払い 3,980円/月 本格的な店舗運営をしたい方
Shop 料金の掲載なし(「現在リニューアル中」と表示) 複数スタッフ・スタッフ指名・権限管理を使う店舗

公式ヘルプ「freee予約の利用料金について」(2026年4月10日更新)には、費用が発生するのは「Businessプランに加入した場合」と「事前決済機能を利用した場合」の2つだけで、初期導入費用も発生しないと明記されています。登録時は全ショップがStarter(無料)で始まり、強制的にBusinessに切り替わることはない、とも書かれています。

なお、公式の料金ページには税込・税抜の別が記載されていません。 以下の計算は掲載金額をそのまま使っています。また予約件数の上限についての記載もありません。

Businessの年払いと月払いの差

  • 年払い:3,180円 × 12 = 38,160円/年
  • 月払い:3,980円 × 12 = 47,760円/年
  • 差額:9,600円/年(月払い約2.4か月分)

1年続けることが決まっているなら年払いです。ただしサロンやレッスンは季節で繁閑があるので、閑散期にStarterへ戻す運用を考えているなら月払いのほうが動きやすい、という選び方も成立します。公式ヘルプにはBusinessからStarterへの変更は専用フォームで行うと記載があります。

無料のStarterで使えるもの、Businessでないと使えないもの

公式の料金ページの比較表と、公式ヘルプ「Businessプランの機能について」(2026年4月30日更新)を突き合わせた結果です。

Starter(無料)で使えるもの

  • ネット予約機能・予約カレンダー
  • SNS連携機能(InstagramやLINEのプロフィールに予約ページのURLを貼る)
  • 事前ネット決済(freee予約かんたんネット決済)
  • 予約リマインドメールの自動送信
  • 団体予約受付(人数上限あり・Businessは無制限)
  • 承認制(リクエスト予約)の受付、予約枠クローズ、営業時間設定、予約前後の準備時間の設定
  • 顧客台帳への自動追加(編集はできない
  • 予約開始時間の調整(10分単位)

Business(年払い3,180円/月)でないと使えないもの

  • 顧客管理機能(顧客情報の編集・管理)
  • オプションメニュー(メインのサービスに追加メニューを付けて単価を上げる)
  • 追加質問(予約時に自由な質問項目を追加。初回のみ回答させる設定や必須設定も)
  • オリジナルメール(予約受付・リマインドメールの文面編集と自動送信)
  • 予約ブロック(ショップ側で予約を止める)
  • 予約者からのキャンセル受付
  • ロゴのカスタマイズ(Starterはfreeeのロゴマークが表示されます)
  • 予約開始時間を10・30・60分単位で選択
  • 予約データのCSV出力(都度サポートへ連絡が必要と記載)

Shopでないと使えないもの

  • 複数スタッフ管理、スタッフ指名、スタッフ権限管理

無料プランでも予約を受けて決済まで完結できるのは、この種のサービスとしてはかなり広い範囲です。一方で、**削られている機能の中心は「リピートを管理する側」**です。顧客台帳は自動で溜まるものの編集ができず、指名もオプションメニューも付けられません。一見客を受けるだけなら無料で足りますが、常連を育てる商売では早い段階でBusinessが必要になります。 そして複数スタッフの指名制を採る店舗は、Businessでも足りずShopの領域です(現時点で料金が掲載されていないため、問い合わせが前提になります)。

もうひとつ見落とされやすいのが予約者側からのキャンセルです。公式ヘルプの比較表では「予約者からのキャンセル受付」はBusinessの機能に入っており、無料プランではお客さま自身が画面からキャンセルできず、連絡を受けて店側で処理する形になります。キャンセルが日常的に出る業種では、ここが手間の差になります。

👉 Starterで足りるかBusinessが要るかを、freee予約の予約ページを実際に作って確かめる

決済手数料6%が月額を上回る分岐点

公式ヘルプには「事前決済機能(freee予約かんたんネット決済)をご利用の場合、決済手数料として6%が発生します」と記載されています。これは無料のStarterでも同じです。 一方で、お支払い方法で現地支払いや銀行振込を選択・予約した場合は決済手数料は発生しません、とも明記されています。

事前決済の月額に対する手数料を計算します。

月の事前決済額 決済手数料(6%) Business年払い(3,180円)との比較
30,000円 1,800円 月額のほうが大きい
53,000円 3,180円 ちょうど同額
66,333円 3,980円 Business月払いと同額
100,000円 6,000円 手数料のほうが大きい
300,000円 18,000円 手数料が月額の5.7倍

Business(年払い3,180円/月)と等しくなるのは、事前決済が月53,000円のときです。月払い(3,980円)なら約66,333円。

読み取れることは2つです。

  • 事前決済が月53,000円を下回るなら、費用の主役は月額のほうです。無料のStarterで運用できるならそれがいちばん安くなります。
  • 事前決済が月10万円を超えるなら、手数料6,000円のほうがBusinessの月額より大きくなります。この段階では、プランを上げるかどうかより**「事前決済を使うか、現地払い・銀行振込にするか」の判断のほうが金額へのインパクトが大きい**ということです。

「無料プランだから0円」ではなく、事前決済を使う限り売上に比例した費用がかかる構造を先に理解しておく必要があります。現地払いにすればこの6%はかかりませんが、無断キャンセルのリスクと引き換えになります。事前決済を「ドタキャン保険」として見るなら、6%はその保険料という位置づけです。

キャンセルで返金になった分には6%はかからない

公式ヘルプ「キャンセル時の手数料について」には、予約がキャンセルとなりネット決済された売上が返金された場合、手数料6%は発生しないと明記されています。返金処理はfreee予約側が行うとも記載されています。つまり6%は「実際に売上になった分」にだけかかります。

事前決済の売上は「月2回・1万円超」で振り込まれる

事前決済を使う場合、もう一つ知っておくべきなのが入金のタイミングです。公式ヘルプ「freee予約かんたんネット決済について」(2026年1月29日更新)の記載を整理します。

  • 決済された売上金は、1か月に2回、登録した口座に自動振込される
  • 振込時に、手数料6%と振込手数料を控除した金額が支払われる
  • 入金対象の売上金額が1万円を超える場合のみ振込が発生する。1万円以下の場合は翌回に繰り越し
  • 事前決済機能の利用には申請が必要で、申請から約2営業日以内に可否の連絡が来る

小規模な予約数で始めると、手数料を差し引いた売上が1万円に届かず、入金が翌回に繰り越される月が出ます。 資金繰りの面では「予約が入った日」ではなく「月2回のサイクルで、かつ1万円を超えた回」にお金が入る、と見ておくと計算が合います。売上を受け取るまでのつなぎが必要な段階なら、最初は現地払いから始める選択もあります。

運営にパソコンはほぼ使えない(2026年2月に一部だけ緩和)

これがいちばん見落とされやすい点です。公式ヘルプ「PCからの予約方法について」には、ショップ側の予約システム運用は、スマートフォンまたはタブレットのアプリからのみ利用可能と明記されています。

ただし2026年2月から一部が変わりました。公式は「Web管理画面にてショップの基本設定は行えるようになりました」として、ショップ側でもWeb管理画面から次の操作ができると記載しています。

  • 基本設定・公開設定・連絡先設定・住所設定
  • 契約管理

つまり初期設定と契約の手続きはPCでできるが、日々の予約確認・予約の追加や変更・顧客の確認はアプリから、という切り分けです。予約する側のお客さまは、パソコンからでも予約できます。

スマホひとつで完結する手軽さが売りである一方、パソコンで予約表を開いて一日の流れを俯瞰したい運用とは相性が悪いということです。スタッフが複数いて店舗のPCで予約管理をする前提の業種では、この一点だけで候補から外れることがあります。逆に、ひとりで運営していて移動が多い、店舗にPCを置いていない、という形態であればアプリ完結はむしろ利点になります。

他の選択肢との簡易比較

編集部の相対評価です(◎=優秀 / ○=十分 / △=要確認)。

比較軸 freee予約 月額課金型の予約システム 無料の予約フォーム・LINE直接
無料で使える範囲 ◎ 予約〜決済まで △ 無料枠は件数制限が多い ○ フォーム自体は無料
事前決済 ○ 6%・申請制 ○ サービスによる △ 別途決済手段が必要
顧客管理 △ Business以上 ○ 含まれることが多い △ 手作業
PCでの運用 △ 設定のみ・管理はアプリ ◎ ブラウザで完結
導入の速さ ◎ アプリを入れてすぐ
会計との連携 ○ freee会計と同じ運営元 △ サービスによる

表のとおり、PCで回す前提の店舗運営には向いていません。逆に、Instagramのプロフィールから予約を受けて、スマホで確認して、決済まで済ませたいひとり運営には、無料で始められる範囲が広いのが強みです。

向いている人

  • ひとりまたは少人数で、サロン・レッスン・教室・占いなどを運営している人
  • スマホだけで予約管理まで完結させたい人。店舗にPCを置いていない、移動が多い運営に合います
  • まず無料で予約ページを立ち上げて、反応を見てから有料化を判断したい人
  • 事前決済の月額が5万円程度までで、手数料6%の負担が小さい商売
  • InstagramやLINEのプロフィールから予約導線を作りたい人
  • 予約件数が多く、件数課金型のサービスだと割高になる商売(公式に件数上限の記載がありません)

向いていない人

  • パソコンで予約管理をしたい事業者。 運営側はアプリ必須で、PCからできるのは設定と契約管理までです
  • 顧客管理の編集・スタッフ指名・オプションメニューが最初から必要な業種(Business以上、指名制ならShop)
  • 事前決済の比率が高く、月商が大きい商売。月10万円を超えると6%が月額を上回ります
  • 複数店舗を一括で管理したい事業者(現時点でShopの料金は掲載されておらず、問い合わせが前提です)
  • お客さま自身に画面からキャンセルさせたい場合(Starterでは予約者からのキャンセル受付がありません)

導入前に確かめるチェックリスト

  1. 予約管理をスマホアプリだけで回せる運用か。 PCでできるのは基本設定と契約管理までです
  2. 月の事前決済見込み額 × 6% を計算し、3,180円と比べたか
  3. 顧客台帳の編集・オプションメニュー・追加質問が必要なら、Businessの月額を織り込んだか
  4. 1年続ける確度があるか(年払いと月払いの差は年9,600円)
  5. 事前決済にするか現地払い・銀行振込にするか(6%がかかるかの分岐)。事前決済は利用申請が必要で、約2営業日かかります
  6. 手数料控除後の売上が1万円を超えない月があり得るか(その回は入金が繰り越されます)
  7. 税込・税抜の別を公式サイトで確認したか(料金ページに記載がありません)

よくある質問

Q. 無料のStarterプランで本当に費用はかかりませんか。

A. 月額は0円で、初期導入費用もかかりません。ただし事前決済機能を使う場合は決済手数料6%がかかります。これは有料プランでも同じです。現地支払いや銀行振込で運用すれば、この手数料は発生しません。

Q. パソコンから予約管理はできますか。

A. 日々の予約管理はできません。公式ヘルプに「ショップ側の予約システム運用は、スマートフォンまたはタブレットのアプリからのみ利用可能」と明記されています。2026年2月からWeb管理画面で基本設定・公開設定・連絡先設定・住所設定・契約管理はできるようになりました。お客さまがパソコンから予約することは可能です。

Q. 無料プランで予約件数の上限はありますか。

A. 公式サイトにプランごとの予約件数上限の記載はありません。

Q. 無料プランで一番不足しやすいのはどの機能ですか。

A. 顧客管理です。Starterでも顧客台帳に自動追加はされますが、編集ができません。あわせてオプションメニュー・追加質問・予約ブロック・予約者からのキャンセル受付・ロゴの差し替えもBusiness以上になります。

Q. 事前決済の売上はいつ振り込まれますか。

A. 公式ヘルプでは1か月に2回、手数料6%と振込手数料を差し引いた額が登録口座に自動振込されます。ただし入金対象の売上が1万円を超える場合のみで、1万円以下の場合は次回に繰り越されます。

Q. キャンセルになった予約にも手数料はかかりますか。

A. かかりません。公式ヘルプに、キャンセルで返金となった場合は手数料6%は発生しないと記載されています。

Q. 年払いと月払いはどれだけ違いますか。

A. Businessプランで年払い3,180円/月(38,160円/年)、月払い3,980円/月(47,760円/年)です。差額は年9,600円で、月払い約2.4か月分にあたります。

Q. 料金は税込ですか、税抜ですか。

A. 公式の料金ページに税込・税抜の記載がありません。契約前に公式サイトでご確認ください。

Q. tolのアカウントはそのまま使えますか。

A. 公式は、tolアカウントによるログインの提供を終了し、freeeアカウントへの移行を案内しています。旧tol時代から使っている場合は移行手続きが必要です。

まとめ

freee予約は、無料のStarterでもネット予約の受付から事前決済・リマインド・団体予約まで一通り完結でき、予約件数の上限も掲載されていない点で、立ち上げ時の選択肢としては入りやすいサービスです。

ただし判断を分ける条件が3つあります。

ひとつは運営側がスマホ・タブレットのアプリ前提で、PCからできるのは設定と契約管理までであること。店舗のPCで予約表を管理する運用とは構造的に合いません。

もうひとつは決済手数料6%が全プラン共通であること。事前決済が月53,000円を超えると、手数料のほうがBusinessの月額(年払い3,180円)より大きくなります。「無料だから0円」ではありません。現地払い・銀行振込なら6%はかかりません。

最後に入金は月2回で、1万円を超えた回だけであること。小さく始める時期は、売上が入るまでの間が空くことを織り込んでおく必要があります。

自社の月の事前決済見込み額と、顧客台帳を編集する必要があるか。この2つを先に決めれば、Starterで足りるか、最初からBusinessかはすぐ決まります。まずは無料のStarterで予約ページを作ってみて、実際の予約の入り方を見てから有料プランを判断するのが、費用の面では無理のない順番です。

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