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makeshopの評判は?ECサイト構築の料金・手数料・向き不向きを整理【2026年版】

最終更新: 2026-08-15 ・ Comparly編集部

★★★★☆4.2

ECサイト構築SaaS「makeshop」を単体で評価。販売手数料0円の意味、月額の損益分岐点、向いている事業者・向いていない事業者を実務目線で整理。

本記事はアフィリエイト広告(プロモーション)を含みます。評価は編集部が公式情報を実際に確認・調査して行っています。最新の料金・仕様は各公式サイトでご確認ください。

この記事でわかること

  • makeshopが実際どういうサービスで、どの規模のEC事業者に向くのか
  • 「販売手数料0円」が月商いくらから効いてくるのか(損益分岐の考え方)
  • 月額料金をどう見積もるか、他のカートと何が違うのか
  • 導入して伸びる事業者と、他を選んだほうが速い事業者の分かれ目

結論(先に3行)

  • makeshopの本質は機能数ではなく、売れば売るほど有利になる料金構造です。月額固定+販売手数料0円なので、月商が上がっても手数料が比例して増えません。
  • 月商がすでに数百万円あり、売上連動の手数料が重くなってきたフェーズなら、乗り換えの損益計算が合いやすい位置にいます。
  • 逆に、月商が数十万円以下・これから立ち上げる段階なら、月額固定費のほうが重く、初期費用の安いカートから始めたほうが安全です。

makeshopとはどんなサービスか

makeshopは、GMOメイクショップ株式会社が提供するECサイト構築(ネットショップ開設)のASP型サービスです。自社ECを立ち上げるためのカート機能・商品管理・受注管理・販促機能をひとまとめに提供するタイプで、モール出店(楽天・Amazon)とは違い、自社ドメインで独立した店舗を持つのが前提になります。

位置づけとしては、無料〜低価格で始められるカートと、フルスクラッチ/大規模ECパッケージの中間です。制作会社に発注せずに自社で運用したいが、機能面では妥協したくない——という中規模EC事業者のゾーンを狙っています。

評判が良い理由:3つのポイント

① 販売手数料が0円で、売上が伸びても料金が比例しない

ECカートの費用は「月額固定費」と「売上に対する販売手数料」の2階建てで見る必要があります。手数料率が数%かかるサービスは、立ち上げ期は安く見えますが、月商が伸びるほど負担が増えていきます。

makeshopは販売手数料が0円で、決済手数料は別途かかるものの、売上に対する上乗せが発生しにくい構造です。月商が数百万円を超えたあたりから、この差が月額固定費を上回ってきます。逆に言えば、月商が小さいうちは固定費だけが効くので、恩恵は感じにくくなります。

② 機能が最初から入っていて、追加開発なしで運用に入れる

定期購入・会員ランク・クーポン・レビュー・SNS連携・BtoB向けの卸価格設定など、EC運営で後から欲しくなる機能が標準側にまとまっています。カートを選ぶときに見落としがちなのは、 「その機能は追加費用か、標準か」 という点です。安いカートを選んだあとにアプリ課金が積み上がって、結局同じ額になるケースは珍しくありません。

③ 自社ドメインで顧客データを自分の手元に残せる

モール出店との最大の違いはここです。モールは集客力がある代わりに、顧客リストは基本的にモール側の資産になります。自社ECなら購入者データが自社に蓄積されるので、後述のCRM/MAツールと組み合わせてリピート施策を回せます。 「集客はモール、利益は自社EC」 という二本立てを組むときの、自社EC側の受け皿になるのがこのレイヤーです。

料金の考え方

プランは無料体験から始められ、有料プランは月額1万円台の価格帯が中心です。年間契約にすると月あたりの単価が下がる設計になっています。金額そのものより、判断すべきは次の3点です。

  1. 現在の月商と手数料率:いま売上連動の手数料を何%払っているかを出します。「月商 × 現在の手数料率」がmakeshopの月額を超えているなら、その時点で乗り換えの計算は合います。
  2. 必要な機能が標準に入っているか:定期購入・BtoB卸・会員ランクなど、自社に必須の機能がオプション課金かどうかで実質コストが変わります。
  3. 移行コスト:商品データ・顧客データ・既存URLの移行と、リニューアル期間中の売上ダウンをどう見るか。ここを無視すると机上の損益計算が崩れます。

プラン内容や最新の金額は改定されることがあるため、必ず公式サイトでご確認ください。 無料体験が用意されているので、管理画面の使い勝手を触ってから判断するのが最短です。

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他タイプとの簡易比較

編集部の相対評価です(◎=優秀 / ○=十分 / △=要確認)。

比較軸 makeshop(中規模向けASPカート) 無料・低価格カート モール出店
販売手数料 ◎ 0円 △ 売上連動が多い △ 出店料+手数料
初期の始めやすさ ○ 無料体験あり ◎ すぐ開設できる ○ 審査あり
標準機能の広さ ◎ 定期購入・BtoBまで △ アプリ追加が前提 ○ モール仕様に依存
顧客データの保有 ◎ 自社に蓄積 ◎ 自社に蓄積 △ モール側の資産
集客力 △ 自力で集める △ 自力で集める ◎ 母数が大きい
向いている規模 月商数百万円〜のEC 立ち上げ〜月商数十万円 認知獲得フェーズ

makeshopが向いている人

  • 月商が数百万円規模に育ち、売上連動の販売手数料が固定費より重くなってきたEC事業者
  • モール依存から抜けて、自社ECで顧客データを持ちたい段階にいる
  • 定期購入・会員ランク・BtoB卸など、標準機能で完結させたい要件がある
  • 制作会社に都度発注せず、社内で運用を回したい

makeshopが向いていない人

  • これから立ち上げる/月商数十万円以下 → 月額固定費のほうが重く、無料・低価格カートで検証してから移るほうが安全です
  • デザインをフルスクラッチで作り込みたい → ASP型はテンプレート前提のため、要件次第では別の選択になります
  • 集客をプラットフォームに任せたい → 自社ECは集客を自分で用意する前提です。まずはモールで売れる商品かを検証するほうが速い場合があります
  • すでに大規模で独自の基幹連携が必須 → パッケージ/クラウドEC側の検討領域になります

まだ規模が小さいなら:低価格カートから始める選択肢

月商がまだ数十万円規模なら、月額1万円台の固定費は重くなります。この段階では、初期費用を抑えて「自社ECで売れる商品か」を検証するほうが先です。

例えばカラーミーショップ(GMOペパボ)は、月額数千円台の低価格帯から始められ、テンプレートと集客周りの機能が一通り揃っています。自社ドメインで顧客データを持てる点はmakeshopと同じなので、 「まず自社ECを立ち上げて、伸びたら乗り換える」 という進め方が現実的です。

判断の境目はやはり手数料です。売上連動の手数料額が月額の差額を超えたときが、上位プランへ移るタイミングになります。

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さらに手前、固定費を一円も払いたくない段階ならBASE(月額0円のスタンダードプラン)が選択肢になります。ただし実質負担は6.6%+40円/注文なので、平均単価5,000円なら月商37万円あたりで有料プランと逆転します。分岐点の計算は別記事に平均単価別でまとめてあります。

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導入前に確認しておきたい点

  • 決済手段の種類と、決済手数料の料率(販売手数料0円でも決済手数料は別です)
  • 自社に必須の機能が標準かオプションか、オプションなら月額いくらか
  • 既存ショップからの商品・顧客データ移行の手順と工数、誰が持つか
  • リニューアル時のURL変更とリダイレクトの扱い(SEO評価の引き継ぎ)
  • 最低契約期間と、年間契約時の途中解約の条件

いちばん重要なのは1つ目と2つ目です。「販売手数料0円」だけを見て乗り換えると、決済手数料とオプション費で想定より下がらないことがあります。現行の請求額を項目別に分解してから比較するのが確実です。

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カートを決めたあとに効いてくるのは「リピート施策」

自社ECに移す最大の理由は、顧客データが自社に残ることです。ただし、データは持っているだけでは売上になりません。初回購入者のうち何%が2回目に進んだかを見て、離脱しやすいタイミングにアプローチする仕組みを作って初めて、自社ECの利益率が効いてきます。

この層を自動化するのがEC向けのCRM/MAツールです。カート選定と同時に、「2回目購入率をどう上げるか」までセットで設計しておくと、リニューアル後の伸び方が変わります。

見落としがちな前提:登記できる住所が必要になる場面

makeshopの価格帯を検討する段階になると、多くの人は個人事業主から法人化の境目に差し掛かっています。ここで止まりやすいのが住所の問題です。通信販売は特定商取引法により原則として住所・電話番号の表示が必要で、さらに法人を作るなら登記簿に載せる本店所在地が別途必要になります。自宅を両方に使うと、ショップにも登記情報にも自宅が残ります。

この層にとって実務的な論点は、すべてのバーチャルオフィスが登記に使えるわけではないという点です。月額数百円の最安プランは「住所を掲げるだけ」で、登記や郵便転送は上位プランという分け方が一般的です。makeshopの月額を払える規模なら上位プランの差額は小さいので、安さではなく「登記可否」と「郵便転送の頻度」で選ぶのが後で困らない選び方です。

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登記対応プランと最安プランの境目はGMOオフィスサポートの評判は?月額660円プランで法人登記できない理由と料金の選び方で整理しています。

よくある質問(FAQ)

Q. makeshopの料金は? A. 無料体験から始められ、有料プランは月額1万円台の価格帯が中心です。年間契約で月あたりの単価が下がります。プラン改定があるため、最新の金額は公式サイトでご確認ください。

Q. 販売手数料0円なら、他に費用はかからない? A. 決済手数料は別途かかります。また、選ぶ機能によってはオプション費が発生します。「月額+決済手数料+オプション」の合計で比較してください。

Q. 小規模でも使える? A. 使えますが、費用対効果の面では月商が数百万円に近づいてからが現実的です。それ以下なら、初期費用の低いカートで売れる商品かを検証するほうが先です。

Q. 楽天やAmazonと併用できる? A. 併用は一般的な運用です。モールで新規を取り、自社ECでリピートを取るという役割分担にすると、顧客データを自社に蓄積しながら集客も確保できます。

Q. 既存ショップから移行できる? A. 商品データ・顧客データの移行は可能ですが、工数と期間は現行環境によります。URL変更にともなうSEO評価の引き継ぎもあわせて事前に確認してください。

Q. 無料体験だけ試してもいい? A. 問題ありません。むしろ管理画面の操作感は事業者ごとに評価が分かれる部分なので、実際に商品を1つ登録してみてから判断することをおすすめします。

まとめ

makeshopを選ぶかどうかは、機能一覧を眺めても決まりません。判断はシンプルで、「いま払っている売上連動の手数料が、makeshopの月額を超えているか」——ここが黒字なら、乗り換えの計算は合います。超えていないなら、まだ早い段階です。

売上が伸びるほど有利になる料金構造なので、成長フェーズのECほど効いてくるタイプのサービスです。逆に立ち上げ期は固定費が重いだけになります。まずは無料体験で管理画面を触り、現行の請求額を項目別に分解して並べるところから始めてください。

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カートASPではなく自前でサイトを持つ場合の実額は、XServerビジネスの評判と契約期間の選び方で整理しています。手数料が売上に連動するかしないかが分かれ目です。

なお、makeshopの価格帯まで上がってくる規模になると、カートASPに月額を払うのか、自前のサーバーで構築するのかという比較が現実的になります。後者の固定費と契約期間の考え方はXServerビジネスの評判は?初期費用16,500円を含めた本当の月額と契約期間の選び方で実額を出しています。

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makeshopの月額が重いと感じたなら、ひとつ下の価格帯も見ておく価値があります。カラーミーショップの評判は?料金・決済手数料・向き不向きを整理では、販売手数料0円という前提のうえで、初期費用3,300円や卸販売オプションの有無まで含めてプランの分岐点を計算しています。カラーミーは月額4,950円から始められるため、立ち上げ期の固定費を抑えたい場合の現実的な比較対象になります。