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WordPressの表示速度が遅いのはテーマのせい?原因を切り分ける順番と、テーマ側で変えられる範囲【2026年版】

最終更新: 2026-08-29 ・ Comparly編集部

★★★★☆4.0

表示速度の原因はサーバー・画像・プラグイン・テーマの4層に分かれます。テーマを買い直す前に切り分ける順番と、テーマ側の高速化設定で実際に変えられる範囲を公式仕様で確かめて整理しました。

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この記事でわかること

  • 表示速度の原因を、4つの層に分けて切り分ける順番
  • テーマを買い直しても直らないケースの見分け方
  • テーマ側の「高速化設定」で具体的に何ができるのか(公式仕様で確認)
  • 乗り換えを検討する場合に先に測っておくべき数字

結論(3行)

  1. 遅さの原因は「サーバー→画像→プラグイン→テーマ」の順に疑う。 テーマは一番最後です。この順を飛ばすと、買い直しても数値が動かないことがあります。
  2. テーマが原因になるのは主に「読み込み方」。 CSSや画像を初期表示で全部同期読み込みしているテーマは、同じサーバーでも初期表示が重くなります。
  3. テーマ側で変えられるのは「非同期読込の制御」の範囲。 ドメインの応答速度や元画像のサイズはテーマを変えても直りません。

読み込み方までたどり着いた人が実際に選べるテーマの一例です。高速化設定機能(CSS・画像の非同期読込をファイル単位でON/OFF)を公式に明示している国内テーマで、買い切り型です。

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まず「どの層が遅いか」を切り分ける

表示速度の相談は、原因を特定しないままテーマの話になりがちです。先に次の順で見てください。

Ⅰ1層目:サーバーの応答時間

ブラウザがリクエストを送ってから最初の1バイトが返るまでの時間です。ここが遅い場合、テーマを変えても改善しません。 共用サーバーの安いプランや、PHPバージョンが古いままの環境で起きます。

Ⅰ2層目:画像の重さ

実務で一番多い原因がここです。スマホで撮った写真をそのままアップロードし、表示は小さくても元ファイルは数MB、というケースです。これもテーマを変えても直りません。 リサイズと圧縮が先です。

Ⅰ3層目:プラグインの重なり

キャッシュ系を複数入れている、ページビルダーとテーマの機能が重複している、といった状態です。ここはテーマ乗り換えの直前に必ず棚卸ししてください。 乗り換え後もプラグインは残るので、重さも残ります。

Ⅰ4層目:テーマの読み込み方

ここで初めてテーマの話になります。主な論点は2つだけです。

  • CSSを初期表示で全部同期読み込みしていないか
  • 画面外の画像まで最初に読み込んでいないか

テーマ側の「高速化設定」は何をしているのか

高速化を謳うテーマは多いのですが、中身を公開しているものは意外と限られます。国内テーマの一例として、フィット株式会社のゴールドテーマシリーズは公式サイトで内容を明示しています。

公式の記載では、高速化設定機能の中身は非同期読込の制御です。

  • CSS非同期読込:CSSファイルごとのON/OFF設定が可能
  • 画像非同期読込:すべての画像や投稿内の画像など、非同期対象の適用範囲を選択可能

(出典:ゴールドテーマ公式サイト 機能ページ、2026年8月29日確認)

注目すべきは 「ファイルごと」「適用範囲を選択」 という粒度です。一括でONにするだけの実装だと、レイアウトが崩れて戻すしかなくなります。個別にON/OFFできると、崩れるCSSだけ除外して残りを非同期にできます。

なおGOLD MEDIAとGOLD BLOGはどちらも高速化設定機能を搭載しています(公式の比較表で両方○)。速度だけが目的なら上位プランにする理由はありません。

テーマを変えても直らないもの

遅さの原因 テーマ変更で直るか 先にやること
サーバーの応答が遅い × プラン・PHPバージョンの見直し
元画像が数MBある × リサイズと圧縮
プラグインが重複している × 棚卸しして停止
外部タグ・広告タグが多い × タグの整理
CSSを全部同期読み込みしている テーマの高速化設定もしくは乗り換え
画面外の画像を先読みしている 同上

※○×は編集部の相対評価です。最新の仕様・料金は必ず公式サイトでご確認ください。

乗り換えを検討するなら先に測る数字

  1. トップページと記事ページの「総バイト数」と「リクエスト数」。 ブラウザの開発者ツールのネットワークタブで見られます。
  2. そのうち画像が何割を占めているか。 半分以上ならテーマの問題ではありません。
  3. 有効化しているプラグインの数。 20を超えているなら、乗り換えより棚卸しが先です。
  4. 現行テーマに高速化設定があるか。 あるのに使っていないだけ、ということはよくあります。

向いている人(テーマ乗り換えが効く人)

  • 画像もプラグインも整理済みなのに初期表示が重い。 残るのは読み込み方だけです。
  • 自分でCSSを触らずに非同期化したい。 管理画面のON/OFFで完結するのは大きいです。
  • これから新規で立ち上げる。 最初から高速化設定付きを選んだほうが、後からプラグインを足すより簡単です。

向いていない人

  • サーバーが月額数百円の共用プラン。 土台が遅いままだとテーマでは戻せません。
  • 記事内に外部埋め込み(動画・SNS・地図)が大量にある。 埋め込みの重さはテーマの管轄外です。
  • 既存サイトがクラシックエディタ前提の独自ショートコードだらけ。 乗り換えの手直しコストが速度改善を上回ります。

導入前に確認したい点

  1. 乗り換え前の数値を必ず控えておく。 控えがないと効果を判定できません。
  2. テーマ固有のショートコードやブロックは乗り換えで失われる。 数が多い場合は手直し工数を先に見積もってください。
  3. 買い切り型のテーマは、バージョンアップが無料かを確かめる。 ゴールドテーマはメンバーズサイト登録後に発行されるテーマ利用IDを管理画面に入力することで無料バージョンアップが利用できると公式に記載があります。
  4. 支払い方法を先に決めておく。 カード決済なら手続きがその場で完結します。

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よくある質問

Q. テーマを変えるだけで検索順位は上がりますか。

A. テーマ単体で順位が上がると考えないほうが安全です。表示速度は評価要素の一つですが、遅さの原因がサーバーや画像側にある場合はテーマを変えても数値が動きません。

Q. 高速化プラグインとテーマの高速化設定は併用できますか。

A. 機能が重複すると相互に干渉して表示が崩れることがあります。どちらか一方に寄せ、変更は1つずつ行って都度確認してください。

Q. CSSの非同期読込をONにしたらレイアウトが崩れました。

A. 初期表示に必要なCSSまで非同期になったときに起きます。ファイルごとにON/OFFできる実装なら、崩れるファイルだけをOFFに戻してください。

Q. サーバーとテーマ、先にお金をかけるべきなのはどちらですか。

A. 応答時間が明らかに遅いならサーバーが先です。サーバーは月額、テーマは買い切り型が多いので、年間コストの組み方も変わります。

まとめ

表示速度の問題は、テーマを買う前に「サーバー・画像・プラグイン」の3層を潰しておくだけで、お金を使わずに解決することがあります。 その上で残った「読み込み方」の部分は、テーマ側の非同期読込制御で変えられます。順番を守ることが、無駄な乗り換えを避ける一番の近道です。

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