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おちゃのこネットの評判は?販売手数料0円がBASEを上回る月商を実額で計算【2026年版】
ネットショップ作成「おちゃのこネット」を単体で評価。公式3プランの実額と、【販売手数料が0円】という構造のおかげで月商が上がるとBASEより安くなる分岐点を、平均注文単価別に実額で計算しました。
本記事にはアフィリエイト広告(プロモーション)を含みます。料金・仕様は2026年8月18日に公式サイトで確認した内容です。最新の料金は必ず公式サイトでご確認ください。
この記事でわかること
- おちゃのこネットの3プランの実額と、どこで差がつくのか
- 販売手数料が0円という構造が、月商が上がったときにどう効くのか
- 月額0円のBASEと比べて、どの月商で逆転するのか(平均単価別に計算)
- 年契約と月契約の440円差を年額に直すといくらか
結論(3行)
- おちゃのこネットの特徴は料金の安さでなく「販売手数料が0円」という構造。売上が伸びても比例で引かれるのは決済手数料だけです。
- だから月商が小さいうちは月額0円のサービスの方が安く、ある額を超えると逆転します。本記事ではその分岐点を平均単価別に出しています。
- 上位プランの選び方は売上でなく商品数で決まる。ベーシック5,000点、アドバンス50,000点と、境目が商品数に引かれています。
おちゃのこネットとは(サービス概要)
おちゃのこネットは、おちゃのこネット株式会社が提供するネットショップ作成サービスです。公式によるとサービス開始から15年で、延で10万店以上に利用されています。
メールマガジン・ステップメール、定期購入、オーダーメイド、カート離脱フォロー、会員グループ管理など、リピート施策側の機能が標準で入っているのが特徴です。
公式3プランの実額(2026年8月18日実測)
| 項目 | スタートアップ | ベーシック | アドバンスド |
|---|---|---|---|
| 月額費用 | 無料 | 3,960円(税込) | 13,200円(税込) |
| (1か月契約の場合) | — | 4,400円(税込) | 13,860円(税込) |
| 初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 |
| 販売手数料 | 無料 | 無料 | 無料 |
| 決済手数料 | 6.6%(税別) | 3.5%〜(クレジットの場合) | 3.5%〜(同) |
| ドメイン | 共用ドメイン | 独自ドメイン | 独自ドメイン |
| 商品数 | 100点まで | 5,000点まで | 50,000点まで |
| 全体容量 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
| powered by表示 | あり | なし | なし |
表を縦に見ると、 境目は売上でなく「商品数」と「独自ドメインの有無」 で引かれています。容量はどのプランも無制限なので、画像を何枚上げるかは選定の材料になりません。
年契約と月契約の440円差
ベーシックは月額3,960円だが、1か月契約なら4,400円。差は月440円で、年に直すと5,280円。アドバンスドは月660円差で年7,920円。
年契約だと途中でやめても払った分は戻らないのが普通なので、「1年続ける確信があるか」を440円で買っていると考えるのが実態に近いです。返金条件は契約前に公式で確認してください。
【ここが本題】販売手数料0円が月額0円を上回る分岐点
ネットショップのコストは、だいたい次の2つでできています。
- 固定費:月額
- 売上比例費:決済手数料と、サービス側の販売(サービス)手数料
おちゃのこネットのベーシックは、固定費3,960円を負う代わりに売上比例費が決済手数料だけになります。一方で月額0円型の代表例であるBASEは、固定費0円の代わりに売上比例費が厚い構造(公式のスタンダードで決済手数料3.6%+40円にサービス手数料3%)です。
つまり売上が小さいときはBASEが安く、大きくなるとおちゃのこの方が安くなる。その交差点を出してみます。
・おちゃのこ(ベーシック・年契約)= 3,960円 + 月商 × 3.5%
・BASE(スタンダード)= 月商 × 6.6% + 40円 × 注文件数
注文件数は「月商 ÷ 平均注文単価」なので、平均単価が安い店ほどBASEの40円が重くなり、逆転点が早く来ます。
| 平均注文単価 | 逆転する月商(これを超えるとおちゃのこが安い) |
|---|---|
| 2,000円 | 約77,000円 |
| 3,000円 | 約89,000円 |
| 5,000円 | 約101,000円 |
| 10,000円 | 約113,000円 |
検算しておきます。平均単価5,000円・月商101,000円(注文約20.2件)のとき、おちゃのこは 3,960+101,000×0.035=7,495円、BASEは 101,000×0.066+40×20.2=7,474円。ほぼ一致します。
つまり目安はこうなります。
- 月商5万円前後までなら、月額0円型の方が安い
- 月商8〜11万円で拮抗し、それを超えるとおちゃのこの方が安い
- 月商30万円なら差ははっきりします。おちゃのこ 3,960+10,500=14,460円に対し、BASEは(単価5,000円なら)19,800+2,400=22,200円で、 月で7,740円・年で92,880円の差
※決済手数料は公式表記が「3.5%〜」と下限の形なので、3.5%で置いた概算です。実際の率は選んだ決済手段によって変わるので、見積もり時に確認してください。BASE側の数値も公式スタンダードプランの表記に基づく概算です。
他のEC構築サービスとの位置関係
| サービス | 月額の目安 | 売上比例費 | 向いている規模 |
|---|---|---|---|
| BASE | 0円から | △ 厚い | ◎ 立ち上げ・小規模 |
| おちゃのこ(スタートアップ) | 0円 | △ 6.6%(税別) | ○ お試し・商品100点まで |
| おちゃのこ(ベーシック) | 3,960円 | ◎ 決済手数料のみ | ◎ 月商10万円以上 |
| おちゃのこ(アドバンスド) | 13,200円 | ◎ 決済手数料のみ | ○ 商品5,000点超 |
※◎○△は編集部の相対評価です。他社の料金は変動するので、各サービスの公式で確認してください。
スタートアップは月額0円ですが、決済手数料が6.6%(税別)でベーシックの約2倍です。さらに共用ドメインで powered by 表示も入るので、本番運用より 「管理画面の使い心地を確かめるための場」 と見るのが自然です。
向いている人
- 月商10万円を超えている・または越える見込みがある店(ここから固定費型が効いてくる)
- リピートを伸ばしたい店。メルマガ・ステップメール・定期購入・カート離脱フォローが標準で入っています
- 商品数が多い店(ベーシック5,000点・アドバンス50,000点)
- オーダーメイド・ギフト対応など、注文時の分岐が多い商品を扱っている店
向いていない人
- まだ売上が立っていない人。月商5万円前後までは月額0円型の方が安くなります
- 月契約で短く試したい人。後述のとおり年契約前提で見た方がコストは合います
- 越境ECや大規模なカスタマイズが前提の人。その帯は別の選択肢になります
契約前に確認したい点
- 自店の平均注文単価と月商を数えたか(上の分岐点表に当てはめるだけで判断できます)
- 商品数がプランの上限に収まるか(ベーシック5,000点 / アドバンス50,000点)
- 使いたい決済手段の手数料率(公式表記は「3.5%〜」で下限)
- 年契約と月契約の差額と、途中解約時の扱い
- 使いたいテンプレートがあるか(公式のテンプレート一覧とデモ管理画面で実物を見られます)
また、メールの送信元に関する仕様変更の告知が公式ブログに出ています(Gmailを送信元にしている場合は影響する内容)。メルマガを主力にするつもりなら、ここは先に読んでおいてください。
※本記事の計算は公式表記に基づく概算であり、実際の負担額を保証するものではありません。
よくある質問
Q. 初期費用はかかりますか?
A. 公式表記では3プランとも初期費用は無料です。
Q. 売上が伸びると手数料も増えますか?
A. 販売手数料は無料なので、売上に比例して増えるのは決済手数料分だけです。この点が売上比例費の厚いサービスとの一番大きな違いです。
Q. 無料で試せますか?
A. スタートアッププランは月額無料で、公式にはメールアドレスだけで登録できる旨の記載があります。ただし決済手数料は6.6%(税別)で、共用ドメイン+powered by表示となります。
Q. ベーシックとアドバンスドの分け目は?
A. 料金差は月額9,240円ですが、表上の大きな差は商品数の上限(5,000点→ 50,000点)です。商品数が5,000点に届かないなら、まずベーシックで検証するのが合理的です。
Q. 容量制限はありますか?
A. 公式表記では3プランとも全体容量は無制限です。
まとめ
おちゃのこネットの価値は月額の安さでなく、販売手数料が0円というコスト構造にあります。固定費を先に払って、売上が伸びても引かれる額を決済手数料だけに押さえる型です。
だから判断はシンプルで、平均注文単価と月商を数えて、月商8〜11万円の分岐点のどちら側にいるかを見れば決まります。下側なら月額0円型、上側ならおちゃのこのベーシック。商品数が5,000点を超えるときに初めてアドバンスドを検討する、という順序です。