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やよいの青色申告 オンラインの評判は?1年間無料の中身と料金・向き不向きを整理【2026年版】

最終更新: 2026-08-17 ・ Comparly編集部

★★★★☆4.4

弥生のクラウド青色申告ソフトを単体で評価。1年間無料の正しい読み方、3プランの実額、そして2027年分から新設される75万円控除の要件まで整理。

本記事はアフィリエイト広告(プロモーション)を含みます。評価は編集部が公式情報を実際に確認して行っています。最新の料金・仕様は各公式サイトでご確認ください。

この記事でわかること

  • 「やよいの青色申告 オンライン」の評判が安定している理由
  • 1年間無料が実際どこまで無料なのか、2年目に何が起きるのか
  • セルフ/ベーシック/トータルの3プランを何で選び分けるか
  • 青色申告特別控除65万円を取るために、ソフト以外に必要な条件
  • 白色申告(ずっと無料)とどちらを選ぶべきか

結論(先に3行)

  • 初年度のコストがほぼ気にならないため、「今年はじめて青色申告する個人事業主」の最初の1本としては最も選びやすい部類です。
  • 評価の中心は機能の多さではなく、簿記を知らない人が最後まで到達できる導線にあります。逆に言えば、簿記の素養がある人ほど差を感じにくいソフトです。
  • 法人化の予定が近い人・従業員を雇う予定がある人は、最初から別系統(弥生 Next や統合型SaaS)を検討したほうが乗り換えが1回減ります。

やよいの青色申告 オンラインとはどんなサービスか

弥生株式会社が提供する、個人事業主向けのクラウド型青色申告ソフトです。インストール不要でブラウザから使え、日々の取引入力から青色申告決算書・確定申告書の作成までを1本でカバーします。

弥生は公式に「登録ユーザー400万突破」を掲げており、会計ソフトとしての導入実績は国内最大級です。周囲に使っている人が多い=わからないときに調べれば情報が出てくるというのは、初めて確定申告をする人にとって地味に効く要素です。

評判が安定している理由:3つのポイント

① 簿記を知らない前提で作られている

クラウド会計ソフトは「仕訳」の概念でつまずく人が多いのですが、本サービスは取引を家計簿に近い感覚で入力していくと、裏側で複式簿記の帳簿ができあがる設計です。借方・貸方という言葉を理解しないまま決算書まで進めるのが最大の実用価値です。

② 1年間無料で、確定申告を1周まるごと試せる

公式は「1年間無料で使えるクラウド青色申告ソフト」と案内しています。会計ソフトの善し悪しは、実は確定申告の締切前に自分が使いこなせているかでしか判断できません。1周まるごと試してから課金判断ができるのは、他社の1〜2か月無料とは意味合いが違います。

③ 弥生シリーズ内で完結させられる

請求書側のMisoca、法人化後の弥生会計 Next など、同じ弥生の中に接続先があります。事業が育っても系列内で移行できるため、データを一から作り直す事態を避けやすい構成です(弥生は2026年7月に弥生会計 NextとMisocaの連携も発表しています)。

「1年間無料」の正しい読み方

ここが最も誤解されやすいので分けて書きます。

  • 無料になるのは初年度です。2年目からは通常の年額費用が発生します。
  • つまり評価すべきは「1年目がタダかどうか」ではなく、2年目以降の年額を払い続ける価値があるかです。
  • したがって無料期間中にやるべきことは、機能を眺めることではなく、実際に1年分の取引を入れてみて、自分の業種の取引が素直に入力できるかを確かめることです。ここで違和感があれば、無料のうちに他社へ移るべきサインです。

なお公式サイトのインフォメーションには「やよいの青色申告 オンライン」の価格改定の告知が掲載されています。金額は変動しうるので、契約前に必ず公式で最新額を確認してください。

3つのプランは「機能」ではなく「サポート」で分かれる

本サービスにはセルフ/ベーシック/トータルの区分があります。選び分けの軸は次のとおりです。

プラン 向いている人 判断のポイント
セルフ 調べながら自力で進められる人 操作で詰まっても検索で解決できる自信があるか
ベーシック 操作の質問先が欲しい人 締切直前に手が止まるリスクを金で買うかどうか
トータル 記帳の内容そのものを相談したい人 「この支出は経費になるか」を聞きたい場面があるか

判断のコツは、操作の質問(使い方)と業務の質問(税務・記帳の可否)を分けて考えることです。前者だけならベーシック、後者が出てくるならトータル、という切り分けが実態に近くなります。

実額(2026年8月時点・公式実測)

プラン 初年度 次年度以降(年額・税抜) サポート
無料体験プラン ずっと無料 WebFAQのみ。決算・申告機能は使えない
セルフ 1年間無料 11,800円 WebFAQ・福利厚生
ベーシック 1年間無料 22,800円 +電話・メール・チャットの操作質問
トータル 19,800円(半額) 39,600円 +仕訳相談・経理業務相談・確定申告相談

この表で先に押さえておきたいことが3つあります。

① 機能は全プランで同じです。 公式のQ&Aでも「利用できる製品機能はすべて同じ。サポートの範囲が異なります」と明言されています。上位プランで買っているのは機能ではなく人間です。確定申告書の作成もe-TaxもAI仕訳も金融機関連携も、セルフで全部使えます。

② トータルだけ初年度が「無料」ではなく「半額」です。 セルフとベーシックは1年間無料ですが、トータルは初年度19,800円+税がかかります。「1年間無料」をプラン全体の話だと思ってトータルを選ぶと、ここで話が違います。

③ ベーシックの電話サポートには回数制限があります。 公式の注記では「サポート契約期間中10回」とされています。無制限に聞ける前提で見積もらないでください。

年額の差を分解すると、セルフ→ベーシックは年+11,000円(税抜)で操作質問窓口、ベーシック→トータルは年+16,800円(税抜)で仕訳・税務の相談権。後者を税理士に聞くことを考えれば安い部類ですが、相談したい場面が年に何回あるかを先に数えてから判断してください。

※金額は改定されることがあるため、契約前に公式で最新額をご確認ください。

見落とされがちな注意点:65万円控除はソフトだけでは取れない

青色申告のメリットとして語られる青色申告特別控除65万円は、複式簿記で記帳しているだけでは満たせません。加えて、e-Taxによる電子申告を行うか、優良な電子帳簿の要件を満たして電子帳簿保存を行うかのいずれかが必要です(どちらも行わない場合は控除額が下がります)。

つまり「ソフトを入れたから65万円」ではなく、申告の出し方まで含めて初めて成立するという点は、購入前に理解しておいたほうがよい部分です。本サービスは電子申告に対応していますが、マイナンバーカードやカードリーダー等の準備は自分側で必要になります。

【重要】2027年分から青色申告特別控除に75万円が新設される

今後のソフト選びに直結するので分けて書きます。令和8年度税制改正により、2027年分(令和9年分=2028年に行う確定申告)から青色申告特別控除75万円が新設されます。

控除額 帳簿 申告方法 共通以外の要件
最大75万円(新設) 複式簿記 e-Tax 共通要件+「①優良な電子帳簿」または「②請求書データ等との自動連携(新設)」のいずれか1つ
最大65万円 複式簿記 e-Tax 共通要件のみ
最大10万円 複式簿記 書面(紙) 共通要件のみ

75万円・65万円に共通で必要な要件は次の4つで、ひとつでも欠けると最大10万円に落ちます

  • 不動産所得または事業所得を生ずべき事業を営んでいる
  • 現金主義による所得計算の特例を選択していない
  • 正規の簿記の原則(複式簿記)による貸借対照表と損益計算書の添付
  • 期限内申告(原則として翌年3月15日まで)

なお事業的規模に満たない(業務的規模の)方や、簡易帳簿で前々年の収入が1,000万円以下の方は、2027年分以降も最大10万円の控除とされています。

この改正がソフト選びに意味を持つ理由

現行の65万円は「複式簿記+e-Tax」で取れます。これはどの会計ソフトを使っていても大差ありません。ところが上乗せの10万円分は「優良な電子帳簿」か「請求書データの自動連携」という、ソフト側の対応状況に依存する条件です。つまり2027年分からは、選んだソフトによって控除額に10万円の差が出得ます。

この点について公式は、「やよいの青色申告 オンライン」は2027年(令和9年)分から改正される75万円の要件のうち「優良な電子帳簿」に対応していると明記しています(控除の適用にはe-Taxでの申告も必要)。今から選ぶのであれば、現行の65万円だけでなく2027年分の75万円要件を満たせるかを見ておくと、数年後の乗り換えを回避できます。

※制度の詳細は今後の運用で補完される可能性があります。実際の適用判断は国税庁の最新情報を確認するか、税理士にご相談ください。本記事は税務アドバイスを目的としたものではありません。

白色申告(ずっと無料)とどちらを選ぶか

弥生は「やよいの白色申告 オンライン」をずっと無料で提供しています。こちらは無料プランでも全機能が使える設計で、有料との差はサポートのみです(詳細はやよいの白色申告 オンラインの評判は?ずっと無料の条件と有料プランの損益分岐を整理【2026年版】)。ここで迷う人は多いので基準を書きます。

  • 所得が小さいうち(控除を使い切れない規模) … 白色で十分なことが多いです。無料で完結します。
  • 所得が伸びてきた/伸びる見込みがある … 青色に切り替える価値が出ます。控除額の差が年額費用を上回りやすくなるためです。
  • ただし青色申告をするには事前に「青色申告承認申請書」の提出が必要です。ソフトを買えば青色になるわけではないので、期限を先に確認してください。

他サービスとの簡易比較

編集部の相対評価です(◎=優秀 / ○=十分 / △=要確認)。

比較軸 やよいの青色申告 オンライン freee会計 マネーフォワード クラウド
簿記の知識が不要か ○ 簿記の考え方が残る
初年度のコスト ◎ 1年間無料
サポートの選択肢 ◎ 3段階から選べる
法人化・従業員増への拡張 △ 別系統へ移行が必要
他サービス連携の幅 ○ 弥生シリーズ内が中心

向いている人

  • 今年はじめて青色申告をする個人事業主・フリーランス
  • 簿記を勉強する時間を取りたくない人
  • 初年度に費用をかけず、1年かけて使えるか見極めたい人
  • 請求書もまとめたい人(同じ弥生のMisocaと揃えられます)
  • 締切前に質問できる窓口が欲しい人(ベーシック以上)

向いていない人

  • 1〜2年内に法人化する予定がある人 … 個人向けの本サービスから別系統への移行が発生します。最初から法人対応の会計サービスを選ぶほうが手戻りが少なくて済みます
  • 従業員を雇って給与計算まで一体運用したい人 … 給与・勤怠は別サービスになるため、統合型SaaSのほうが管理が単純です
  • すでに簿記の知識があり、仕訳を直接入力したい人 … 初心者向けの入力導線が逆に遠回りに感じることがあります
  • 銀行・カードの明細連携を主軸に自動化を極めたい人 … 自動連携の作り込みを重視するなら他社と実際に比較したほうがよいです

導入前に確認しておきたい点

  • 青色申告承認申請書を提出済みか(未提出なら期限を先に確認)
  • 65万円控除を狙うなら、e-Tax申告の準備(マイナンバーカード等)ができるか
  • 2年目以降の年額と、自分に必要なサポート段階(最新額は公式で確認)
  • 使っている銀行・クレジットカードが明細連携に対応しているか
  • 将来の法人化予定の有無

1年間無料で丸ごと試せるので、この5点を無料期間中に潰しておくのが最も無駄がありません。

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よくある質問(FAQ)

Q. 本当に1年間無料で使える? A. 公式は「1年間無料で使えるクラウド青色申告ソフト」と案内しています。無料になるのは初年度で、2年目以降は年額費用が発生します。条件と最新の金額は公式でご確認ください。

Q. 簿記の知識がなくても確定申告まで終わる? A. 簿記を知らない前提の入力導線になっており、取引を入力していくと青色申告決算書まで作成できます。ただし「その支出が経費になるか」の判断は別問題なので、不安ならサポート付きプランが安全です。

Q. これを使えば65万円控除を受けられる? A. ソフトの利用だけでは足りません。複式簿記での記帳に加えて、e-Taxによる電子申告または電子帳簿保存のいずれかが必要です。行わない場合は控除額が下がります。

Q. 白色申告とどちらがいい? A. 所得が小さいうちは無料の白色で足りることが多く、所得が伸びるほど青色の控除メリットが年額費用を上回ります。なお青色申告には事前の承認申請が必要です。

Q. 途中でプランを変えられる? A. サポート範囲の異なるプランが用意されており、必要に応じて選び直せます。変更の条件やタイミングは公式でご確認ください。

Q. Misocaと一緒に使うべき? A. 請求書発行の頻度が高いなら揃える価値があります。弥生シリーズ内で連携できるため、売上の転記作業を減らせます。公式では 「やよいの青色申告 オンライン」と「Misoca」をセットで1年間無料 で申し込める案内が出ています(セットの申し込みはやよいの青色申告 オンライン側の申込ページからのみ可能とされています)。あとから個別に契約するより申込時にチェックを入れるほうが安くなるので、請求書も必要なら最初に決めておいたほうが得です。

Q. 2027年分からの75万円控除には対応している? A. 公式は、本サービスが75万円の要件のうち「優良な電子帳簿」に対応していると案内しています。ただし控除を適用するには、それに加えてe-Tax(電子申告)と、複式簿記・期限内申告などの共通要件をすべて満たす必要があります。

Q. セルフプランだと機能が制限される? A. されません。公式のQ&Aで「利用できる製品機能はすべて同じで、サポートの範囲が異なる」と明記されています。確定申告書の作成もe-Taxも金融機関連携もセルフで使えます。

まとめ

やよいの青色申告 オンラインの評判が崩れにくいのは、 「会計ソフトとして高機能だから」ではなく「簿記を知らない人が確定申告を完走できるから」 です。評価軸がはっきりしているぶん、合う人と合わない人もはっきり分かれます。

初年度が無料である以上、迷っている段階で悩み続けるコストのほうが高くつきます。1年分の取引を実際に入れてみて、2年目に払う価値があるかを自分で判定するのが最も確実な選び方です。逆に、近い将来の法人化や従業員雇用が視野にあるなら、その時点で別の選択肢を先に比較しておいたほうが乗り換えは1回で済みます。

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青色申告の65万円控除を狙わないのであれば、先にやよいの白色申告 オンラインが「ずっと無料」でどこまで使えるかを見てから決めても遅くありません。

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