Comparly 比較ガイド ファクタリングの2者間と3者間は何が違う?手数料相場と取引先への通知で分かれる

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ファクタリングの2者間と3者間は何が違う?手数料相場と取引先への通知で分かれる選び方【2026年版】

最終更新: 2026-08-24 ・ Comparly編集部

★★★★☆4.0

2者間ファクタリングの手数料相場は8〜18%、3者間は2〜9%とされています。安いのは3者間ですが取引先の承諾が必要です。何が違い、フリーランスはどちらを使うことになるのかを公式情報で整理します。

本記事にはアフィリエイト広告(プロモーション)が含まれます。手数料・入金スピード・審査条件は2026年8月24日に各サービスの公式サイトで確認した内容です。審査結果や入金時間は申込内容と時間帯によって変わるため、必ず公式の条件をご確認ください。本記事は特定の資金調達手段を推奨するものではありません。

この記事でわかること

  • 2者間ファクタリングと3者間ファクタリングの契約の形がどう違うのか
  • 手数料の相場がどのくらい違うのか(公式コラムの数値)
  • フリーランス・個人事業主向けサービスが2者間に集中している理由
  • 手数料以外で差が出る項目(審査書類・入金時間・対象請求書)

結論(3行)

  1. 違いは取引先が契約に入るかどうかです。2者間は利用者とファクタリング会社の2者だけ、3者間は取引先も含めた3者で契約します。
  2. 手数料相場は2者間が8〜18パーセント、3者間が2〜9パーセントとされています(ラボル公式コラム・2026年7月27日更新)。安いのは3者間です。
  3. それでもフリーランス向けサービスが2者間に集中しているのは、取引先の承諾を取る工程が入らない分だけ入金が早いからです。

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2者間とは、だれとだれの契約なのか

ファクタリングは、入金待ちの売掛金(請求書)を入金日より前に現金化する資金調達の方法です。借入ではなく売掛金の売却なので、形式上は「買取」になります。

このとき、契約に何者が登場するかで呼び方が変わります。

2者間ファクタリングは、利用者とファクタリング会社の2者だけで契約する方式です。ラボル公式は自社のサービスを「フリーランス・個人事業主向けの請求書の買取サービス(2者間ファクタリング)」と説明し、「原則として取引先に知られることなく利用できる特徴がある」と記載しています。

3者間ファクタリングは、ここに取引先(売掛金の支払い元)も加わる方式です。取引先が債権譲渡を承諾し、支払い先がファクタリング会社になります。

項目 2者間 3者間
契約する人 利用者+ファクタリング会社 利用者+会社+取引先
取引先への通知 原則不要 必要(承諾が前提)
手数料相場 8〜18% 2〜9%
入金までの工程 申込→審査→入金 申込→取引先の承諾→審査→入金
フリーランス向けの提供 多い 少ない

手数料相場の数値は、ラボルの公式コラムが「一般的に、2者間ファクタリングの手数料8〜18%、3者間ファクタリングでは2〜9%が目安とされている」と記載しているものです。同コラムはこの範囲を大きく超える場合は注意が必要とも述べています。

安いのは3者間なのに、フリーランスは2者間を使うことになる

数字だけ見ると3者間のほうが半分以下の手数料です。それなのにフリーランス向けのサービスが2者間に寄っているのには理由があります。

理由1:取引先の承諾を取る工程が入らない

3者間は取引先の承諾が前提なので、どんなに早くも取引先の社内手続きの時間がかかります。ラボルの公式は2者間方式について「審査状況によっては最短30分で資金調達も可能」と記載しています(審査状況や申込時間帯により希望に沿えない場合があるとも同時に明記しています)。

理由2:少額だと取引先を巻き込むコストのほうが大きい

ラボルは1万円から必要な金額のみ調達可で、請求書の一部のみの買取申請もできると公式に記載があります。ペイトナーも公式で「1万円〜必要な金額だけ利用可能」と表記しています。数万円の請求書のために取引先の経理部門に債権譲渡の承諾を依頼するのは、手数料差で回収しにくい手間です。

理由3:取引先との関係にノイズを入れずに済む

2者間は原則として取引先に知られずに完結します。ペイトナーも公式の選ばれるポイントとして「取引先に知られることは一切なし」と表記しています。継続取引が前提の仕事では、これが手数料差より優先される場面があります。

手数料以外で差が出る項目

2者間の中でもサービスによって条件が変わります。フリーランス向けの代表例2つを公式表記で並べます。

項目 ラボル ペイトナー
手数料 一律10%(他の費用はかからないと公式明記) 一律10%の手数料のみと公式表記
最小利用額 1万円〜、請求書の一部のみでも可 1万円〜必要な金額だけ
入金スピード 審査後最短30分、24時間365日即時振込 審査後最短即日、土日祝含む365日振込可能
審査の稼働 公式注記で「審査の実施は24時間365日行っていない」 営業時間外の申請は翌営業日の入金
対象の請求書 公式に期限の上限記載なし 支払期日まで70日以内の請求書
必要書類 決算書・契約書不要でWeb完結、必要書類2点 請求書、口座入出金明細、(初回のみ)顔写真付身分証
対象者 フリーランス・個人事業主 個人事業主・一人法人。個人間取引も利用可

とくに見落としやすいのが対象の請求書の期限です。ペイトナーは公式FAQで「支払期日まで70日以内の請求書であればご利用可能」と回答しています。支払いサイクルが長い取引先の請求書はこの窓から外れることがあります。

もう一つは審査が何時でも回っているわけではないことです。ラボルは24時間365日の即時振込に対応する一方で、公式注記で「審査の実施は24時間365日行っていない」と明記しています。「即日」は審査が通ったあとの話だと考えてスケジュールを組むのが安全です。

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審査で見られるのは自分の信用だけではない

2者間は取引先が契約に入らない分、ファクタリング会社は「その請求が本当に存在し、支払われる見込みがあるか」を書類で確かめます。

ラボルの公式FAQは、審査資料として次のものを挙げています。

  • 通帳(入出金履歴)
  • 請求書に記載されている取引先からの入金履歴
  • 取引先担当者が請求内容を了承していることがわかるメッセージ(メール、Slack、LINE、Chatworkなど)
  • 発注書や契約書、支払通知書
  • その他請求内容が確認できる書類

同 FAQ には「提出するエビデンス(審査資料)が多いほど審査の通過率が上がる」という記載もあります。つまり、手元の資料の揃い方が結果に関係します。この部分の具体例は、別記事で提出書類の組み合わせを整理しています。

なお、ファクタリングは借入でないため、ペイトナー公式は「借入ではないため、信用情報にも影響なし」と表記しています。ただし審査の有無とは別の話で、審査ごとの基準は各社非公開です。

向いている人(2者間)

  • 取引先に知らずに資金を先に受け取りたいフリーランス・個人事業主
  • 調達額が数万円〜数十万円規模で、取引先を巻き込む手間に見合わない人
  • 支払い期日が近い請求書を手元に持っている人
  • 口座入出金明細と取引先のやりとりをすぐに提出できる人

向いていない人

  • 手数料を最優先で下げたい人(3者間の相場のほうが低いため、取引先の承諾が取れるならそちらの検討価値があります)
  • 支払期日が先の請求書しかない人(サービスによって対象期間の上限があります)
  • 請求の存在を示す書類が揃っていない人
  • 継続的な赤字の埋め合わせとして使うことを想定している人(手数料は毎回発生し、収益がその分削られます)

利用前に確認したい点

  1. 手数料以外の費用があるか。 ラボルは公式で「手数料は一律買取額の10%のみで、振込手数料など他の費用も一切かからない」と明記しています。サービスによって扱いが違うので、手取額は必ず実額で確かめます。
  2. 対象の請求書の条件。 ペイトナーのように支払期日まで70日以内といった窓がある場合があります。
  3. 対象者の範囲。 ペイトナーは公式で個人事業主・一人法人向けと表記しています。会社務めの副業など、事業者としての申込になっているかを先に確認します。
  4. 審査の稼働時間と入金のタイミング。 「365日振込可能」と「365日審査している」は別です。入金日を逆算するときは審査の稼働時間を基準にします。
  5. 避けられないコストなのか。 手数料10%は短期の資金繰りを前に寄せることへの対価です。支払サイクルの交渉や請求タイミングの見直しで解消できる場合は、そちらのほうが総コストは低くなります。

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よくある質問

Q. 2者間は取引先に絶対に知られませんか。

A. ラボル公式は「原則として取引先に知られることなく利用できる」と記載しています。「原則として」という表現なので、例外の扱いは契約前に規約で確認してください。

Q. 手数料10%は安いのですか。

A. 2者間の相場は8〜18%とされているので、一律10%は相場の低い側に入ります。3者間の相場(2〜9%)と比べると高いです。取引先の承諾を取れる環境かどうかで判断が変わります。

Q. 年率に直すとどのくらいですか。

A. ファクタリングは借入ではないため年率での表示義務はありませんが、前倒し日数で割ると年率換算の目安は出せます。この計算のやり方は別記事で実額で整理しています。

Q. 審査に落ちたら信用情報に記録が残りますか。

A. ペイトナー公式は「借入ではないため、信用情報にも影響なし」と表記しています。ただし各社の審査基準と履歴の扱いは非公開なので、気になる場合は各社に直接確認してください。

Q. 法人でも使えますか。

A. サービスによって対象者の範囲が違います。ペイトナーは公式で個人事業主・一人法人向けと表記し、ラボルはフリーランス・個人事業主向けと表記しています。従業員を抱える規模の法人は別のサービスが対象になることがあります。

まとめ

2者間と3者間の違いは、取引先が契約に入るかどうかです。そこから手数料相場(2者間が8〜18%、3者間が2〜9%)と入金までの工程数の差が生まれます。

フリーランスが実際に選べるのはほとんどの場面で2者間です。その前提で見るべきなのは手数料の数字だけでなく、対象の請求書の条件・審査の稼働時間・手数料以外の費用の3点です。この3点はサービスによってはっきり差があり、手取額と着金日に直接響きます。

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