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ラクスルバンクの評判は?他行振込119円と「年15万円削減」の前提を検算する【2026年版】
他行宛の振込手数料が一律119円で、口座維持費は0円。公式が掲げる「年15万円削減」は月30件・1件約550円を前提にした計算なので、自分の件数と現手数料で割り戻すと数万円規模になる場合もあります。2026年9月10日に公式実測した手数料と、削減額を出す式をそのまま置きました。
本記事にはアフィリエイト広告(プロモーション)を含みます。料金・仕様は2026年9月10日に公式サイトで確認した内容です。改定される場合があるため、最新の条件は必ず公式サイトでご確認ください。
この記事でわかること
- ラクスルバンクの振込手数料・ATM手数料・維持費の実額(2026年9月10日 公式実測)
- 公式が掲げる「月30件で年約15万円削減」が、どの手数料水準を前提にした数字か
- 自分の件数と現在の手数料で削減額を出す式と、水準別の早見表
- 「最短当日で口座開設」が成立する3つの条件と、当日にならないケース
- 既存の銀行を解約せずに使う「決済専用口座」という置き方
結論(先に3行)
- 他行宛の振込手数料は一律119円(税込)、GMOあおぞらネット銀行宛は無料、口座維持手数料は0円。 ここがこの口座の中身のほぼすべてです。
- 公式の「月30件で年間約15万円削減」は、1件あたり約550円の手数料を払っている場合の数字です。すでに400円台のネット銀行を使っているなら年11万円台、月10件なら年4万円弱まで落ちます。
- 削減額は (今の1件あたり手数料 − 119円)× 年間振込件数 で出ます。この式に自社の数字を入れるところまでやってから申し込むかを決めてください。
先に結論の実額を置いておきます。他行宛119円は、1件550円の銀行から移すと1件あたり431円の差です。年360件(月30件)なら155,160円、年120件(月10件)なら51,720円。削減額を決めているのは手数料の安さではなく、自分が年に何件振り込むかです。
👉 他行振込119円の条件と口座維持費を公式で確認する(同じ端末のまま申し込みまで進めます)
ラクスルバンクとはどんな口座か
ラクスル株式会社グループのラクスルバンク株式会社が提供する法人向けの銀行サービスです。実体として重要なのは、ラクスルバンク支店はGMOあおぞらネット銀行の専用支店である点です(公式の注記に明記されています)。つまり口座そのものの機能とセキュリティはGMOあおぞらネット銀行のもので、ラクスル側が手数料体系とアプリ・ログイン導線を用意している構成です。
この構造を知っておくと、公式サイトに「GMOあおぞらネット銀行で利用可能なサービス」(総合振込・ペイジー・他行口座一括管理)が並んでいる理由も、GMOあおぞらネット銀行宛の振込が無料になる理由も同時に説明がつきます。同じ銀行の中での資金移動だからです。
公式は位置づけを「決済専用口座」と表現しています。融資や対外的な信用を担うメインバンクはそのままにして、振込と経費精算だけをコストの低い口座に寄せるという使い方です。既存の取引を切り替える話ではないので、導入のハードルは口座を1つ増やすだけになります。
手数料の実額(2026年9月10日 公式実測・すべて税込)
| 項目 | 料金 |
|---|---|
| 口座維持手数料 | 無料 |
| 振込:同行宛(GMOあおぞらネット銀行向け) | 無料 |
| 振込:他の金融機関宛 | 一律119円 / 件 |
| 組戻し | 880円 / 件 |
| 提携ATM 入金 | 110円 / 回 |
| 提携ATM 出金 | 110円 / 回 |
| 残高照会 | 無料 |
| デビット付キャッシュカード 初回発行 | 無料 |
| 各種証明書発行(残高証明書・取引明細書など) | 880円 / 件 |
見落とされやすいのが他行宛が「一律」であることです。多くの銀行は3万円未満と3万円以上で手数料が変わりますが、ここは金額帯で分かれません。高額の振込が多いほど差が開く構造です。
提携ATMはセブン銀行・イオン銀行・ゆうちょ銀行で、メンテナンス時間を除き24時間365日利用できると公式に記載があります。入出金とも110円/回なので、現金の出し入れが多い商売だとここが積み上がります。振込中心の使い方に向いた口座です。
「年15万円削減」を検算する
公式トップページには「例えば月30件振込なら、年間約15万円のコスト削減が可能(他行振り込み・3万円以上の場合)」という記載があります。この数字がどこから来ているかを割り戻します。
月30件は年360件です。15万円 ÷ 360件 = 約417円。これが1件あたりの削減額なので、比較対象の手数料は 417 + 119 = 約536円 ということになります。3万円以上の他行宛振込で500円台後半という水準は、大手行の一部の料金体系に当てはまります。
つまりこの「15万円」は、今かなり高い手数料を払っている人を前提にした上限側の数字です。すでにネット銀行や優遇のある料金体系を使っているなら、同じ件数でも削減額は下がります。
削減額 =(今の1件あたり手数料 − 119円)× 年間振込件数
この式に入れた早見表を置きます。
| 今の手数料 | 月10件(年120件) | 月30件(年360件) | 月100件(年1,200件) |
|---|---|---|---|
| 330円 | 25,320円 | 75,960円 | 253,200円 |
| 440円 | 38,520円 | 115,560円 | 385,200円 |
| 550円 | 51,720円 | 155,160円 | 517,200円 |
| 660円 | 64,920円 | 194,760円 | 649,200円 |
読み取れることは2つあります。1つ目は、公式の15万円は「550円 × 月30件」のマスにほぼ一致すること。2つ目は、件数のほうが効きが大きいことです。手数料が330円から660円へ2倍になると削減額も2倍ですが、件数が10件から100件へ10倍になれば削減額も10倍になります。手数料の高さより、振込件数の多さで導入価値が決まります。
加えて、公式は同行宛(GMOあおぞらネット銀行宛)を無料としています。取引先にGMOあおぞらネット銀行の利用者が含まれるなら、その分は119円すらかかりません。上の表は全件が他行宛という前提の上限値です。
ポイント還元をどう見るか
公式は、ラクスルバンク支払いまたはデビットカード利用でラクスルで使える2.0%のポイントが翌月に進呈されると記載しています(通常利用時の数値・特別条件なし、ラクスルバンク調べ2026年3月時点)。
ここは評価が分かれるところです。還元先がラクスルで使えるポイントである以上、印刷やノベルティでラクスルを日常的に使っている会社にとっては実質的な値引きですが、ラクスルを使わない会社にとっては換金性のない還元になります。手数料の119円は誰にとっても同じ効きですが、ポイントは自社の利用実態で価値が変わります。導入判断では手数料だけで計算し、ポイントは上振れとして扱うのが安全です。
最短当日で開設できる条件(3つ全部を満たす必要がある)
公式は「最短当日で口座利用が可能」と掲げていますが、注記に条件が明記されています。次の3つを全部満たす場合です。
- スマートフォンで本人確認ができること(顔の動画撮影+本人確認書類、またはマイナンバーカード読取)
- 取引責任者と代表者が同一であること(異なる場合は、マイナンバーカード読取を使っても当日にはならず、後日郵送の書面到着後の利用開始になります)
- 本人確認書類を1点持っていること(マイナンバーカード/運転免許証/運転経歴証明書/在留カード/特別永住者証明書のいずれか)
さらに、GMOあおぞらネット銀行の休業日に申し込んだ場合は当日開設ができないと公式が注記しています。金曜の夜や連休前に申し込むと、実際の開設は翌営業日以降になります。
アップロードまたは郵送で本人確認をした場合は最短4営業日、口座開設手続き完了メールから7営業日を目安にログインID・パスワードの書面が届く流れです。当日開設を狙うなら、この経路は選べません。
事業内容確認書類は1点から出せる
審査でつまずきやすいのがここです。公式は「事業内容申告」画面で提出する書類を**最低1点から(最大10点まで)**としつつ、複数出したほうが確認がスムーズで審査通過率が上がると明記しています。
公式が「審査がスムーズに進む可能性が高い書類から順に」として挙げている順番は次のとおりです。
- 各行政機関発行の許認可証
- 締結・調印済みの各種契約書の一式
- ホームページなど
- 他社発行の請求書、発注書、納品書など
- 自社発行の請求書、納品書など+その入出金が確認できる口座明細など
- 会社案内、パンフレット、チラシ
- 他社への提案資料、商品企画書
- 売上・仕入・活動状況が客観的に確認できる書類
- 事業計画書(書類が用意できない方)
確認されるのは「登記上の会社名・所在地の記載」「事業または取扱商品の具体的な内容(価格、購入方法、サービスの流れなど)」「現在、実際に事業活動が行われていること」の3点です。設立直後で契約書も請求書もない場合は、リストの下側(ホームページ・会社案内・事業計画書)を2〜3点まとめて出すのが公式の推奨に沿った出し方になります。
もうひとつ、登記上の法人住所に建物名・部屋番号の記載がない場合は補完書類(国税・地方税の領収証書または納税証明書、社会保険料の領収証書、公共料金の領収証書のいずれか1点・3か月以内)が必要になると明記されています。バーチャルオフィスや大型ビルに登記している場合は先に用意しておくと差し戻しを避けられます。
他の選択肢との簡易比較
編集部の相対評価です(◎=優秀 / ○=十分 / △=要確認)。
| 比較軸 | ラクスルバンク | 大手行の法人口座 | バーチャルオフィス経由の紹介口座 |
|---|---|---|---|
| 他行宛の振込手数料 | ◎ 一律119円 | △ 金額帯で変動・数百円台 | ○ 紹介先の銀行の体系による |
| 口座維持費 | ◎ 無料 | ○ 無料のことが多い | ○ 無料のことが多い |
| 開設までの速さ | ◎ 条件を満たせば最短当日 | △ 面談・来店が入ることがある | ○ 申込情報の連携で手間は減る |
| 融資・対外的な信用 | △ 決済専用の位置づけ | ◎ メインバンクとして機能 | △ 紹介先次第 |
| 現金の入出金 | △ 提携ATM 110円/回 | ◎ 自行ATM・窓口が使える | △ ネット銀行なら同様 |
表のとおり、メインバンクの代わりにはなりません。公式自身が「既存の銀行取引はそのままに」と書いているとおり、融資や対外的な信用の部分は別の口座が担う前提です。比較して乗り換えるものではなく、振込コストの高い部分だけを切り出して寄せる口座として見るのが実態に合います。
向いている人
- 他行宛の振込が月10件以上あり、1件400円以上払っている会社。上の早見表で年4万円以上の削減になります
- 3万円以上の高額振込が多い会社。一律119円なので、金額帯で手数料が上がる体系から移すほど差が開きます
- 取引先や自社の他口座にGMOあおぞらネット銀行を使っているところがある会社。同行宛は無料です
- 設立直後で、メインバンクの審査と並行して決済手段を先に確保したい会社。取引責任者と代表者が同一なら最短当日です
- 承認フローを社内で回したい会社。公式は申請者がPCで振込申請を作り、承認者がスマホで承認する運用を挙げています
- ラクスルで印刷物を継続発注している会社。2.0%のポイントが実質的な値引きとして機能します
向いていない人
- 現金の入出金が多い商売。提携ATMは入金・出金とも110円/回なので、日々現金を扱う店舗運営では手数料の削減分が相殺されます
- 年間の振込件数が少ない会社。月5件・現手数料440円なら年間の削減額は19,260円で、口座を増やす手間に見合うかは判断が分かれます
- 融資やメインバンクの機能を1つの口座にまとめたい会社。公式の位置づけが決済専用口座なので、この用途には設計されていません
- 取引責任者と代表者が異なる会社。最短当日での利用開始ができず、書面の到着を待つ流れになります
- ラクスルを使っていない会社でポイント還元を判断材料にしている場合。還元先はラクスルで使えるポイントです
申し込む前に確認しておきたいこと
- 年間の振込件数と、今の1件あたり手数料を数える。 ここが決まらないと削減額は出せません。通帳やネットバンキングの明細から直近3か月を数えて4倍するのが早いです
- 他行宛と同行宛の内訳を見る。 GMOあおぞらネット銀行宛が含まれるなら、その分は無料になります
- 現金の入出金の回数を数える。 月に何回ATMを使うかで110円×回数が乗ります。振込の削減額から差し引いて判断してください
- 取引責任者と代表者が同一かを確認する。 ここが当日開設の分かれ目です
- 登記住所に建物名・部屋番号があるか。 ない場合は補完書類(3か月以内の納税証明書・社会保険料や公共料金の領収証書など)が別途必要です
- 事業内容確認書類を2〜3点そろえる。 1点でも申し込めますが、公式が複数提出を推奨しています
- 申し込む曜日。 GMOあおぞらネット銀行の休業日は当日開設の対象外です
よくある質問
Q. 口座開設や口座維持にお金はかかりますか?
A. 公式は「口座開設に費用は一切かかりません」「口座開設後も口座維持手数料などは発生しません」と明記しています。
Q. 他行宛の振込手数料は金額によって変わりますか?
A. 変わりません。公式の手数料一覧では他の金融機関宛は一律119円(税込)/件です。3万円以上・3万円未満で分かれる体系ではないので、高額振込が多いほど差が出ます。
Q. 本当に年15万円下がりますか?
A. 公式の記載は「月30件振込なら年間約15万円(他行振込・3万円以上の場合)」です。割り戻すと1件あたり約536円の手数料を前提にした計算になります。今の手数料が440円なら同じ件数でも約11.6万円、月10件なら約3.9万円です。自分の件数と手数料で計算してください。
Q. 最短当日で使えるのはどんな場合ですか?
A. スマートフォンで本人確認ができ、取引責任者と代表者が同一で、本人確認書類を1点持っている場合です。加えてGMOあおぞらネット銀行の休業日の申し込みは当日開設の対象外と注記されています。
Q. キャッシュカードはいつ届きますか?
A. 公式は、口座開設完了のお知らせメールから約1週間〜10営業日程度で法人住所宛てに転送不要の簡易書留で届くとしています。カードがなくてもATMでの入出金とインターネットバンキングの取引は可能と記載があります。
Q. デビットカードの発行手数料はかかりますか?
A. 初回発行は無料です(1口座につき1枚)。再発行は紛失・盗難などの場合1,100円、破損・汚損・IC/磁気不良・名義変更の場合は無料、海外緊急再発行は33,000円と記載されています。
Q. メインバンクを解約する必要はありますか?
A. ありません。公式が「既存の銀行取引はそのままに、振込・経費精算は決済専用口座へ」という使い分けを前提に説明しています。
Q. 事業内容確認書類が用意できません。
A. 公式のリストには最後の項目として「事業計画書(書類が用意できない方)」が挙げられています。設立直後ならホームページ・会社案内と合わせて複数点提出するのが推奨されている出し方です。
Q. 誰でも審査に通りますか?
A. 審査があるため保証はできません。公式も「審査の状況によりお時間がかかる場合がございます」と注記しています。確認されるのは会社名・所在地の記載、事業内容の具体性、実際に事業活動が行われていることの3点です。
まとめ
ラクスルバンクの中身は、他行宛119円・同行宛無料・口座維持0円という手数料の一点に集約されます。GMOあおぞらネット銀行の専用支店という構成なので、口座機能そのものは既存のネット銀行と同じものです。
公式の「年15万円削減」は1件あたり約550円の手数料を月30件払っている場合の数字で、そのまま自社に当てはまるとは限りません。(今の手数料 − 119円)× 年間件数で計算し、そこからATM利用の110円×回数を差し引いた額が、実際に手元に残る差です。振込件数が多い会社ほど効き、現金の出し入れが多い商売ほど効きが薄くなります。
計算して見合うと判断できたら、申し込みは同じ端末のまま公式サイトで最後まで進めてください。取引責任者と代表者が同一で、スマートフォンでの本人確認ができるなら、最短当日で使い始められます。
👉 年間の振込件数を数えたら、ラクスルバンクの手数料と開設条件を公式で確認する
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