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法人の固定電話番号は工事なしで持てる?3つの手段を初期費用・月額・使える用途で絞る【2026年版】
法人の固定電話番号を工事なしで持つ手段は3つ。工事ありの固定回線・バーチャルオフィスの転送電話セット・クラウドPBXを、初期費用と月額と「何に使える番号なのか」で公式実測で絞りました。
本記事にはアフィリエイト広告(プロモーション)が含まれます。掲載している料金・仕様は2026年8月27日に各公式サイトで確認した内容です(税込)。最新の条件は必ず公式サイトでご確認ください。
この記事でわかること
- 法人の固定電話番号を用意する3つの手段と、それぞれが向いている局面
- 初期費用と月額のどこで差がつくのか
- 「番号がある」と「銀行や税務署への届出に使える」は別だという話
- 料金が非公開の手段で、見積もりを取る前に決めておくこと
結論(3行)
- 工事なしで法人の固定電話番号を持つことはできます。手段は大きくバーチャルオフィスの転送電話セットとクラウドPBXの2つ。
- 分岐点は金額でなく用途です。届出と名刺に番号が1つあればいいなら転送電話セット、問い合わせ窓口として複数人で取るならクラウドPBX。
- ただしクラウドPBXは月額が公開されていないので、問い合わせなしに金額での比較はできません。何を伝えれば見積もりが揃うのかを先に整理しておくのが早いです。
まず、番号は何に使いたいのかを先に決める
ここを飛ばすと選び直しになります。番号の用途は大きく3つで、必要な機能が全然違います。
| 用途 | 必要なこと | 不要なこと |
|---|---|---|
| ① 届出・名刺・Webに載せる | 専用の固定番号が1つあればよい | 同時通話数・内線・振り分け |
| ② 代表番号として取る | 番号+転送先の切り替え | キューイング・モニタリング |
| ③ 問い合わせ窓口を立てる | 同時通話数・内線・自動振り分け・不在時の通知 | — |
①なのに③の手段を選ぶと月額を払いすぎ、③なのに①の手段を選ぶと後から作り直しになります。 この記事の中身はこの分岐です。
手段①:工事ありの固定回線
従来のやり方です。回線を引いて番号を取得し、PBX(構内交換機)を置いて電話機をつなぐ形です。
金額は回線種別・地域・建物の状態で変わるので、本記事では実額を掲げません(一律の定価がないためです)。契約前に回線事業者へ確認してください。
ただしコストの構造ははっきりしています。初期側に重い費用が集中するということです。CLOUDPHONEの公式ページも、自社サービスとの対比として「今までは事務所で050や03番号の受発信をするために、番号の取得や工事に時間がかかり、PBXの初期費用が高くついてしまっていました」と記載しています(広告主の表現です)。
この手段が向いているのは、自社ビルや固定の事務所があり、長期で使う前提がはっきりしている場合です。設立直後や移転の可能性がある段階では、工事がやり直しになるリスクを抱えません。
手段②:バーチャルオフィスの転送電話セット
住所と番号を同じ契約で揃えるやり方です。レゾナンスの公式サイトで確認できる料金(2026年8月27日・税込・1年払いコース)は次のとおりです。
| コース | 月額 | 固定電話番号 | 電話秘書代行 |
|---|---|---|---|
| バーチャルオフィスコース | 990円(月1転送)/1,650円(週1転送) | なし | なし |
| 転送電話セットコース | 3,190円 | あり | なし |
| 電話秘書代行セットコース | 5,390円 | あり | あり |
番号だけの実費は引き算で出ます。週1転送の1,650円→転送電話3,190円で、月額1,540円・年額18,480円。
この手段の強みは金額でなく用途が公式に明記されていることです。レゾナンスは転送電話セットの想定用途を「銀行や税務署などへの届け出番号・名刺・ホームページなどに専用の固定電話番号を掲載したいという方にオススメ」と表記しています。つまり上の用途①に真っ直ぐに当たる商品です。
逆に、同時通話数を増やしたり内線を配ったりといった窓口用途の機能は、このコースの範囲ではありません。
👉 レゾナンスの転送電話セットと入会金0円キャンペーンを確かめる(公式サイト)
手段③:クラウドPBX
回線を引かず、インターネット経由で番号と交換機の機能を借るやり方です。CLOUDPHONEの公式ページで確認できる仕様(2026年8月27日)は次のとおりです。
- 初期費用0円・最短1週間で利用開始
- 大がかりな工事不要。スマホにアプリを入れて受発信する
- IPラインで番号取得。電話回線を引かずに番号やチャンネルを増やせる
- 引越し時の回線工事が不要
- 転送電話・内線・不在着信時のSMS送信・入電先の自動振り分け
- キューイング機能(着信の順番制御と待ち時間の案内)とモニタリング機能(通話内容の聴取)
- IT導入補助金の対象として「最大2分の1」の記載あり
そして重要な前提が1つあります。月額料金は公開されていません。 問い合わせベースで、フォームで通常プランと補助金プランを選ぶ形になっています。だから手段②との金額比較は、見積もりを取らないと成立しません。
なお、既存番号の引き継ぎ(番号ポータビリティ)の可否は公開ページで確認できませんでした(未確認)。今の番号を残したいなら、ここは問い合わせで最初に確認すべき項目です。
👉 CLOUDPHONEを公式サイトで確認する(初期費用0円・最短1週間)
3つの手段を並べる
| 工事あり固定回線 | 転送電話セット | クラウドPBX | |
|---|---|---|---|
| 初期費用 | △ 工事費等がかかる | ○ 入会金(キャンペーンで変動) | ◎ 0円 |
| 月額の見え方 | ○ 公表されている | ◎ 3,190円と公開 | △ 非公開 |
| 導入までの時間 | △ 工事日程に依存 | ○ 契約手続きのみ | ◎ 最短1週間 |
| 届出・名刺用途 | ◎ | ◎ 公式が用途に明記 | ○ |
| 窓口用途(複数人) | ○ PBX次第 | △ 範囲外 | ◎ 振り分け・内線あり |
| 移転への耐性 | △ 工事やり直し | ◎ 住所ごと移行 | ◎ 工事不要 |
| 補助金 | — | — | ○ IT導入補助金の記載あり |
◎=有利/○=ふつう/△=不利。編集部の相対評価です。
結局、どう絞るのか
- 番号が1つあればいい(届出・名刺・Web) → 転送電話セット。住所と番号が1本の契約で済むのが楽で、金額も先に分かる。
- 問い合わせ窓口を立てる・複数人で取る → クラウドPBX。振り分けと内線が必要な時点で、転送セットでは届かない。
- 自社ビルがあり長期で使う → 工事あり固定回線も検討に入る。
判断の順は「金額→用途」でなく「用途→金額」です。 クラウドPBXは月額が非公開なので、金額から入るとそもそも比較が始まらないからです。
問い合わせ前に決めておく4こと
クラウドPBXの見積もりを取るなら、この4つを先に決めてから問い合わせると、戻ってくる金額が比べられる形になります。
- 番号の種類:03なのか050でよいのか。とくに届出や取引先への提示がある場合はここを最初に決める。
- 既存番号を引き継ぐか:上に書いたとおり公開ページでは確認できません。引き継ぎたいなら必ず最初に聞く。
- 同時通話数:ピーク時の入電件数×平均通話分÷60 を基準に、2〜3倍を見ておく。
- 内線(ユーザーID)数:何人がアプリを使うのか。後から増やすと単価が変わることがある。
見積もりが比較不能になる理由とこの3変数の詳しい読み方は、CLOUDPHONEの評判は?クラウドPBXの費用構造と見積もりが比べられなくなる3つの変数で別途整理しています。
向いている人
- 法人を作ったばかりで、住所と番号を同時に揃えたい
- 届出や名刺に携帯番号を書くのを避けたい
- 将来の移転があり得るので、工事に紐づく費用を抱えない
- 少人数だが問い合わせ窓口をチームで受ける必要がある
向いていない人
- 番号は不要で、連絡はメールとチャットで完結する
- 今使っている番号を絶対に変えたくない(引き継ぎの可否を先に確認しないと進めません)
- 月額が事前に分からない状態での検討ができない(クラウドPBXは問い合わせ前提です)
- 海外・離島からの申し込みを考えている(CLOUDPHONEは対象外と公式に記載があります)
よくある質問
Q. バーチャルオフィスだと固定電話番号はつかないのですか?
A. プランによります。レゾナンスの場合、バーチャルオフィスコース(990円・1,650円)には専用の固定電話番号は付きません。番号が必要なら転送電話セット(3,190円)以上になります。
Q. クラウドPBXの月額はいくらですか?
A. CLOUDPHONEの公開ページには月額の記載がありません(2026年8月27日確認)。問い合わせベースなので、上の4項目を決めてから見積もりを取るのが早いです。
Q. 初期費用0円ならクラウドPBXが一番安いのですか?
A. そうは限りません。初期費用0円はコストの削減ではなく後ろ倒しなので、使う年数と内線数によっては他の手段と逆転します。番号が1つで足る局面では、月額が公開されている転送電話セットのほうが安く収まることもあります。
Q. IT導入補助金は使えますか?
A. CLOUDPHONEの公開ページにはIT導入補助金で「最大2分の1」の記載があり、問い合わせフォームで通常プランと補助金プランを選べます。制度の要件と公募時期は年度で変わるので、最新の公募要項をご確認ください。
Q. 番号を揃えれば法人口座の審査に通りますか?
A. 番号だけで決まるものではありません。金融機関は審査基準を公開していないので、可否を事前に断定できる人はいません。揃えられる材料を先に揃えておくという考え方で進めるのが現実的です。
まとめ
工事なしで法人の固定電話番号を持つことはできます。選び方の軸は金額でなく用途で、届出と名刺に1つあればいいなら転送電話セット(レゾナンスで月額3,190円)、問い合わせ窓口を複数人で回すならクラウドPBXです。
クラウドPBXは初期費用0円・最短1週間・工事不要という入口の軽さが強みですが、月額が非公開なので問い合わせなしに金額比較はできません。番号の種類、既存番号の引き継ぎ、同時通話数、内線数の4つを決めてから問い合わせるのが、結果的に一番早いです。
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